2003/7/28〜8/1 オープンハウス   

 「オープンハウス」とは、全国の高等専門学校生に対して研究室を公開して、高専生の大学における体験学習(インターンシップ)の一助とすることを目的として行われています。

 今年度の長岡技大のオープンハウスとして、私達の研究室にも栃木県の小山工業高等専門学校から高吉菜月(たかよし なつき)さんが実習に来ました。高吉さんは高専では建築を専門としており、廃棄物は少し異なった分野ではありますが、様々な知識を身につけるべく環境分野に飛び込んできたとのことです。 

 私達の研究室では、主に廃棄物の焼却灰を溶融する実験をテーマとしました。試薬を調合した人工灰を溶融し、人工スラグを作成して、すり減り試験、溶出試験、含有量試験を行いました。専門が違うため、初めての作業ばかりでしたが、とても一生懸命頑張っていました。

 実習最終日には研究室内の他の研究を少しずつ見学しました。M2沼田さんに私達の研究室を「3匹のこぶた」に見立てた紙芝居風研究室紹介をしていただきました。とても分かりやすく、高吉さんだけでなく一緒に見ていた研究室メンバーからも拍手の嵐が起こる傑作でした。 廃棄物・有害物管理工学研究室の様々なテーマを見学した高吉さんはどのテーマにも興味を持ち、目が輝いていました。

溶出試験も手際よく

みんな親切に実験の説明をしました

 ところで、長岡といえばやはり花火です。実習終了と長岡花火が丁度重なったこともあり、 実習の打ち上げもかねて高吉さんにも研究室の長岡大花火大会見学に参加してもらいました。名物の三尺玉の大音響と地響きは大いに感動したようでした。

長岡大花火大会も見学

 充実した時間と共に一週間はあっという間に過ぎてしまいました。高吉さん、一週間おつかれさまでした。でも楽しかったでしょ。

  ( by   櫛田  浩司 )

活動紹介トップへ戻る

ホームページTOPへ戻る