2003/9/20 稲刈りに行きました
平成15年9月20日に、藤田先生と大学院の学生3人で、新潟県長岡市村松町で農業をなさっている山本三代彦さんのお宅に、稲刈りに行きました。
私達の研究室では、稲わらをバイオマス資源として着目しており、刈った稲わらの鋤込みとしての利用状況を調査することが、一番の目的でした。
稲はコンバインで刈り取られた後、5〜10cm程度の大きさに切断され、コンバインの後部からそのまま田んぼにまかれていました。このまま冬を越して、来年の春に田を耕すそうです。
また、昨年鋤込まれた稲わらがどの程度残っているのかも観察しました。土の中には原型を留めている稲わらはあまり見られませんでしたが、地表から10cm程度までは繊維質のものが非常に多く含まれていたことから残留していると考えられました。
米は毎日のように食べていますが、実際に稲を収穫してから玄米になるまでの工程を見るのは初めてで、とても貴重な経験となりました。ご指導下さった山本さん、五十嵐さん、ありがとうございました。
コンバインの後ろに稲わらがバラまかれている
細かく刻まれた稲わら(5〜10cm程度)
脱穀機でモミガラを除去、そして・・・
玄米の完成
(by 齋藤忍)