朝日酒造見学会とお花見

         〜新潟の文化に触れて、B4歓迎会〜

 

 われらが廃棄研の大きな特長は見学等で様々な社会の現場を見る機会が多い事です。

今年度初の見学会は「朝日酒造株式会社」です。

朝日酒造株式会社は全国でも有名な銘酒「久保田」や「越州」などの蔵元になります。

我が研究室は大の日本酒党!!憧れの銘酒たちの製造工程を見られるということで見学会といえども

心はどうしても浮き立ちました。

 

 まずは到着後、車から降りてみると日本酒の香りが立ち上っておりみんなうっとり。

その香りに引き込まれるように製造部の井田 昌克様に案内いただきながら製造工程を見学しました。

 

 

写真1 絞りたての生酒を試飲させていただき思わずニッコリの修士2年狩野美代

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真2 井田様に酒造りの工程を丁寧にご説明していただきました。

 

 井田さんのおっしゃった印象的な一言があります。

「酒造りは米作り、米作りは人づくり」という一言です。

ものづくりをしていく上で大切な事は原点をもう一度見つめなおしていくことではないか?

と深く考えさせられました。

 

 また、井田さんの説明を受けながら長岡の「自然の恵み」にとても感謝しながらお酒造り

をしている事が大変伝わってきました。

現在、環境汚染や地球温暖化などが叫ばれていますが皆さんはピンとくるでしょうか?

しかし、あえて極端に言わせていただくと、これらの問題がこのまま進行していけばおいしいお酒が

飲めなくなってしまうことさえありうるのです。

我々も環境問題を扱う者としての責任を再確認させていただきました。

 

 

  

写真3 見学させていただいた第一号蔵の前で井田さんと共に集合写真

 

 

写真4 朝日酒造の皆様のご好意で頂いた銘酒たち。どれもとてもおいしかったです。

 

見学の後には今回我々の見学にご尽力いただいた朝日酒造の西脇美智子様、松田 雅義様、

松橋様を交えてお花見を開催しました。満開の桜の下とはいえませんでしたが、朝日酒造の皆様のご好意で

頂いた我々が飲んだ事もないような銘酒たちの心地よい酔いの中で楽しい時間を過ごさせていただきました。

さらに我々に社会の先輩としての心構えをご指導していただき、現在の研究テーマや、将来について改めて考える

機会を与えていただきました。

 

なにより、ものづくりをする上での心構えと長岡の自然の恵みを感じ取れた一日となりました。

 

朝日酒造の皆様、本当にありがとうございました。廃棄物・有害物管理工学研究室一同深く御礼申し上げます。

 

                                                     文責:修士1年 江口 淳