田植え体験
青空澄み渡る皐月の空のもと5月13日に山本三代彦様の水田にて廃棄物有害物管理工学研究室一同
(修士2年:阿部隼人 片山智樹 草場大作 高和真吾 露崎知広 修士1年 :伊藤梓 江口淳 酒巻尭史 堀正樹 村田洸 学部4年 :阿津龍哉 和泉亮 岩元達也 鈴木直樹 竹内照晶 竹谷究 松谷浩樹)
が田植えを体験させていただきました。
まずは苗を車に積み込み、水田に持って行きます。びっしりと生え揃ったきれいな苗を田植え機にセットし準備万端です。
写真1 苗を田んぼに持って行きます。みんなでやればすぐに終わります。
写真2 山本様が田植え機に先ほどの苗をセット。慣れた手つきでセットしていきます。
待ちに待った僕たちも靴を脱ぎ捨て田んぼに入ります。まだまだ水は冷たいものの、田んぼの中の土は柔らかく粘りがあり
心地よく足が沈んでいきます。
山本様にお手本を示していただくときれいにまっすぐに植わっていきます。見ていると案外簡単?という声も聞こえましたが
「見る」と「やる」では大違いでし た。
僕たちが田植え機を操作すると右へ左へと曲がってしまい大慌てです。
「少しいびつでも大丈夫!!」と山本様に励まして頂きつつ一同四苦八苦しました。
写真3 田植え機の操作方法を教わります。案外簡単??
写真4 案外簡単と言っていたものの…。(修士1年 伊藤梓)
写真5 みんなで競争!!しかし腰が痛い…。(左 学部4年竹谷究 右 修士1年伊藤梓)
田植え機の操作が難しい曲がった箇所は山本様にお願いし、僕たちは田植え機で植える事ができない隅の部分を手で植えていきました。中腰の体勢を維持していなければならないためすぐに腰が痛くなってしまいます。田植え機がない時代は全面を手で植えていたことを考えると技術の進歩のありがたみを骨身にしみて感じました。
写真6 美味しいおにぎりに舌鼓。粘りと甘みにみんなびっくり。
田植えが終了すると山本様のお宅にお邪魔しておにぎりを頂きました。
おにぎりは甘みと粘りがとても強くあまりの美味しさに驚きました。たくさんのおにぎりもペロリといただき、
山本様と楽しい時間を過ごさせていただきました。
普段何気なく頂く米なのですが一部分でも体験する事ができ認識が大きく変わりました。
このような大変な思いを重ね、心をこめて作られた米をいただける幸せをかみ締めて食べたいと思います。
また私たちの研究室では稲わらをエネルギーに転換する技術を開発しています。
そこで、稲わらの発生の過程を学習する意味もありとても有意義な時間を過ごす事ができました。
写真7 山本様と記念写真
今回、田植えという大切な作業の体験を快くお引き受けいただいた山本三代彦様に廃棄物・有害物管理工学研究室一同深く御礼申し上げます。
写真、文責:修士1年 江口 淳