大日本プラスチックスの松戸工場見学

 

 

 

2007年7月28日大日本プラスチックス株式会社様のご好意により、松戸工場を見学させていただきました。工場で見る巨大なハウエル管や各製品の製造方法、働く職人の技は目を見張るものばかりで終始圧倒されていました。

 

今回の見学の目玉は、ハウエル管や高密度ポリエチレン管と呼ばれる耐久性、水密性、耐震性、耐薬品性などに優れた導水管でした。小さなプラスチックの原料が熱せられてやわらかい物体となり、これがバネを巻くように加えられていき、最後に巨大なダイプラハウエル管になる、といった工程を一部始終見ることができました。その中では、随所で職人の技が光っていました。このハウエル管は私たちが研究している固液分離装置スワールの原型ということもあり、学生からは多くの質問がでました。

 

次に見学をしたのは流動担体ラメールチューブ、ネトロンシート等の製造工場。それぞれが製品化されるまでの工程を見学させていただきましたが、製造工程の中で見る機械の動きは「工夫」という言葉で溢れていました。

 

「質のいいモノ」を作り続けるには、職人の心と工夫が必要だと強く感じた1日でした。大日本プラスチックスのみなさま、大変貴重な体験となりました。ありがとうございました。そして今後もご指導のほどお願いいたします。

 

写真1 様々なダイプラ製品に関心を寄せる修士1年 江口 淳、酒巻 尭史

 

 

 写真2 日本プラスチックス松戸工場にて記念撮影

 

 

                                                                                        文責:伊藤 梓