卒業式

 

 

 

 長岡を一面に覆っていた雪も溶け,麗らかな春がやってこようとしています.

春は別れと出会いの季節.廃棄物・有害物管理工学研究室もそれは例外ではありません.

 

 325日,長岡技術科学大学卒業式および修了式が長岡市民会館で執り行われ,私たちの研究室からも修士2年生の9人が修了の運びとなりました.

 

 当日は9人の新たな船出を祝うかのように暖かな日差しが差し込む一日でした.会場の外で私たちはその日差しの中で花束と胸一杯の感謝の気持ち,そして一抹の寂しさを抱え,修了式の終わりを待っていました.

 

 修了証書を抱え,満面の笑みを浮かべて皆さんが会場から姿を見せた時,私たちからは自然とそれぞれの名前を呼んで駆け寄っていました.

花束を渡し,最後の学生時代を楽しむかのようにそれぞれが笑い,思い出を写真に残していました.

 

写真1:卒業して旅立つ修士2年メンバー

 

 当日の6時半からは盛大に祝賀会が執り行われました.それぞれが杯を交しながら思い出を語り合いました.

 

 クライマックスは在校生からのスライドのプレゼントがありました.これは,修士二年生の皆様の思い出を写真やコメントで振り返る趣向となっており大盛況のうちに幕を閉じました.

 

写真2:スライドにて 大学、研究室での思い出を振り返る

 

 そして,修士二年生の皆様から先輩としての私たちへの最期のアドバイスを頂きました.この,二年間の経験が凝集された一言一言を私たちは聞き漏らす事なく胸に刻みつけていました.

 

 最後に先生方からの激励のお言葉を頂き,祝賀会は終わり,おそらくこのメンバーでの最後の集合写真を会場前で撮影し,解散となりました.

 

写真3:平成19年度 研究室メンバー最後の集合写真

 

 私たちも伝えきれていない感謝の気持ちは行き場をなくしてまぶたから零れ落ちそうになりました.

しかし,在校生一同,これからは私たちがこの廃棄物・有害物管理工学の屋台骨となり,支えていくのだ.と胸をはって笑って送り出しました.

 

 最後になりましたが,阿部隼人様,伊東宏様,片山智樹様,狩野美代様,草場大作様,櫻井聡一郎様,高和真吾様,竹中真幸様,露崎知宏様,修了おめでとうございます.

 まだまだ,未熟な私たちですがこれからは私たちが廃棄物・有害物管理工学研究室を支えていきたいと思います.

 

安心してそれぞれの道でご活躍ください!!

 

文責:修士一年 江口 淳