実務訓練報告会
2008年3月4日、学部4年、阿津龍哉、和泉亮、岩元達也、鈴木直樹、竹内照晶、竹谷究、松谷浩樹ら7名は5ヶ月の実務訓練を終え、長岡技術科学大学で報告会を行った。
実務訓練とは、“官庁、企業、研究所などの現場で活動する人々と交わり、現場指導者の監督のもと実際に行動を共にし、仕事を行い、最前線での社会の実情を学ぶ”という長岡技術科学大学の誇るべき授業の一環である。
この実務訓練を終え、皆の表情もきりりと引き締まり、皆の成長の度合いが感じられた。実際に現場に出ることにより、中(学校)にいるだけでは経験できない貴重な経験をしたことによる。これこそが実務訓練のなせる業であり、醍醐味である。
写真1:実務訓練で行った内容を堂々と報告し質疑応答をするB4竹内
実務訓練を終えての所感
阿津 龍哉
実務訓練先:積水化学工業株式会社
環境ライフラインカンパニー
京都研究所
実務訓練で大学では学べない様々なことを知ることが出来ました。
特に自分に足りない所、これから必要となってくることなどが実感でき、とても貴重な経験となりました。
この経験を今後の研究生活や社会人となってからの企業で活かせる様に精進したいと思います。
和泉 亮
実務訓練先:三菱電機株式会社 先端総合研究所
実務訓練先では、学校で得た知識をどのように活かせるのかを知りました。やはり実際の現場でどのような知識が必要か分からなければ、学業にも身が入らないと思います。そういった意味で、実際の現場ではどのような知識が必要とされているかを知ることができる実務訓練は、とても有意義な経験だったと思います。
岩元 達也
実務訓練先:日本上下水道設計株式会社 東部支社 東京総合事務所
良くも悪くもたくさんのことがあり過ぎて言い切れないですが、良い人たちに囲まれて研修を行うことが出来、就職志望の企業の一つになりました。ご迷惑ばかりおかけしましたが、この文章で私が良い研修できたことがお分かりいただけましたでしょうか。この経験を、無駄にせずこれからに繋げていけるように、「意識」して生活していきたいと思います。
鈴木 直樹
実務訓練先:株式会社日水コン 本社
五ヶ月の実務訓練では、社会人の方と行動を共にし、社会の厳しさや楽しさを感じることができました。非常にメリハリのある働き方をしていることに驚きました。実務訓練で学んだ多くの事を、今後の学生生活や人生に活かそうと思います。
竹内 照晶
実務訓練先:日本下水道事業団 技術開発部 水処理グループ
初めて地元を離れ、期待半分、不安半分といった心境でしたが、無事に実務を終えることができました。実務中は研究活動だけでなく、社会人の生活、付き合い方について学ぶ機会が多く、大変勉強になりました。新しい研究テーマも決まり、これから忙しくなると思いますが、実務訓練で学んだことを生かして頑張って生きたいと思います。
竹谷 究
実務訓練先:鹿島建設株式会社 技術研究所
実務訓練で、東京に出て、大企業で働いてみて良い面、悪い面がみえた。一番の財産は、一流企業の方々をいろんなお話を聞けたことです。都会生活はすぐ慣れましたが、【満員電車】だけはつらかったです。
松谷 浩樹
実務訓練先:日本下水道事業団 技術開発部 資源リサイクルグループ
実務訓練では大変なこともありましたがそれらを含めて楽しく終えることができました。この経験をこれからの研究生活に活かしたいと思います。
今後、実務訓練で培った経験をいかに大学院の研究に活かせるか? これが自分たちに課せられた新たな課題である。
記者:学部4年 和泉 亮