下水道展〜横浜〜

 

 7月22〜25日にパシフィコ横浜で開催された下水道展に今年も我々、廃棄物・有害物管理工学研究室の教員2名、学生14名(大学院生:10名、学部生:4名)が見学に行ってまいりました。

 

   写真-1 入場前の研究室メンバー一同

 

  写真-2 実物大の大きさに驚く修士1年 竹谷 究

 

 下水道展では、下水道分野における最先端技術が紹介されており、それらの技術を間近で見ることができます。普段なかなか目にすることのできない技術や、我々の研究に関係のある技術も多くあり、とても勉強になりました。

 また、下水道技術はもちろんですが、その技術を紹介するプレゼンテーション能力には学生一同が聞きいってしまうほどであり、我々学生が身につけなくてはならない力だと痛感しました。どの企業も紹介の仕方に工夫がしてあり、分かりやすく尚且つ丁寧な点は研究室や研究の紹介などに必要なことであると改めて感じました。

 

 写真-3 熱心に話を聞く研究室メンバー

 

 大学においても研究論文や資料などで技術について知ることはできます。しかしこういった実物大の技術を見る機会は滅多にありません。そして、このような技術に携わっている会社の方々とお話しができ、また、我が廃棄物研を卒業し活躍なさっている卒業生の方とも会うことができ、我々も大いに刺激を受けました。特に企業の方との名刺交換は学部生にとって新鮮で緊張したのではないでしょうか。

 

 さらに後日、下水道協会誌(2008年9月号)に特別レポート「下水道展’08横浜 見学記」を執筆させて頂く機会に恵まれました。教員と学生の目線から見た下水道展の見学レポートですが、執筆においては最新の下水道技術に触れた思いや、企業の方々にとっては当たり前のことでも学生にとって初めての体験など学生ならではの内容となりました。しかし、全国に掲載される記事であるため、文章の構成や書き方など色々な面に気をつけ、普段書くものとは違う面持ちとなり、それも良い経験となりました。

内容はこちらになります(下水道協会誌2008年9月号)

 

 今年の下水道展も有意義な見学となり、このような貴重な体験を忘れずに今後の研究に活かしていきたいと思います。

 

文責:修士1年 阿津 龍哉