下水道展’11東京

 

728日、東京ビッグサイトで開かれた下水道展’11東京の中で、下水道事業や関連企業について大学生が学ぶ場という事で、「学生ツアー」が開催されました。参加したのは全国からの大学生28人、本研究室からは、修士2年:高松量、修士1年:木谷尚史、田中祐布子の3人で、およそ半日の間、学生ツアーに参加しました。

午前中は、国交省の方に、仕事や先日の震災後の現地の下水道事情について、主に被災地視察の写真を使って、震災が下水道にもたらした被害の大きさに関して説明をいただきました。続いて、下水道展に出展している管渠施工やコンサルタントなど様々な企業ブースを回り、ブース担当者の方から専門的な技術についてのお話を聞きました。午後からは、昼食をとりながら、国交省の方と、各企業の方に対する質問の場が設けられました。私たちも自分たちの研究に関係する質問や、就職活動に関する質問をさせていただき、国交省や企業の方から回答やアドバイスをいただきました。

学生ツアー終了後は、下水道展の各企業ブースをゆっくり見て回り、ブース担当者の方のお話しを聞いたり、展示品に触れたりと、充実した時間を過ごすことができました。

 

写真 ブース前にて

(左から 木谷 田中 姫野 高松)

 

下水道展を通して、下水道に関する知識を深めるという事だけでなく、これから自分たちの研究を進めていく上で必要な知識を深めることができました。その企業しか持っていないノウハウは、今の日本や世界の下水道を支えてきたと感じました。さらに、各企業の最新技術は、より高度な水処理技術や再生可能エネルギー利用を発展させられる技術だと感じました。また、今回は学生ツアーにも参加し、下水道に携わる企業の方のお話を聞くことができ、これから就職活動を行う私たちにとって非常に有意義な時間を過ごすことができました。また、他大学から参加した学生からの質問を聞いていると、下水道に対する知識の深さや意欲を知ることもでき、良い刺激を受けました。来年もぜひ下水道展はもちろん、学生ツアーにも参加したいと思いました。

 

文責:修士1年 木谷 尚史