朝日酒造見学会
4月19日(木)、学部4年生が研究室に配属されてからの初めてのイベントとして、引率の小松先生と本研究室の学生全員が朝日酒造株式会社様の製造工程を見学させていただきました。
写真1:入口の杉玉
まず最初に私たちの目に飛び込んできたのは入口の杉玉です。この酒蔵の象徴たる杉玉は朝日酒造の若手社員さんが作ります。伝統あるこの杉玉をきれいに丸く作るのは大変とのことでした。この杉玉の色の変化がお酒の仕上がりの時期の目安になります。
写真2:製造工程を説明して下さる岸様と学生たち
今回は我が長岡技科大の生物系OBである岸様に案内をして頂きました。
専門外の我々に対して、丁寧で解りやすい説明をして頂き、朝日酒造様の歴史や、お酒づくりの工程、種類による違いなどについて理解を深めることができました。
朝日酒造様では精米時の削り粕をキノコの栽培に使用したり、原酒を濾したあとの酒粕を販売したりと、原料を無駄にせずに有効に活用しておられました。
その他にもホタルの保全やもみじ園の修復、整備などの活動にも力を入れられており、資源、エネルギーについて学ぶ研究室の学生として非常に勉強になるお話であり、見習わなくてはいけないと思いました。
写真3:原酒を頂いている新学部4年の竹見
写真4:岸様と見学させて頂いた朝日蔵の前で記念撮影
学部4年生、修士1年2年生共々、とても貴重な見学となりました。
朝日酒造の皆様、本当にありがとうございました。資源エネルギー循環研究室一同深く御礼申し上げます。
文責 学部4年 木村 龍太郎