平成161112日 富山・食品廃棄物リサイクル施設見学会

 

平成161112日、富山県にある富山グリーンフードリサイクル株式会社の施設見学会に我が研究室の姫野修司助手、修士2 松本拓郎、修士1 上田孝司、工藤恭平、真部良章の5名が参加しました。

この施設では、生ゴミからの「メタンガス」生成と、公園・緑地から発生する剪定枝等の木質系廃棄物を堆肥化する「コンポスト」を行っています。生ごみは1日あたり12t、剪定枝は320tが発酵処理されています。

私達は、この「リサイクル施設」において、どの様にして「メタンガス」を発生させているのか、また「コンポスト」はどの様に行っているのかと興味心身で施設に足を踏み入れました。

施設概要を熱心に聞く松本拓郎と真部良章

これは生ゴミの分別処理を行うホッパーです。

ここで微生物が生ゴミを発酵させて「メタンガス」をつくっています。

粉砕処理した剪定枝を発酵させている様子です。

これが出来上がった「コンポスト肥料」です!!

  今回、生ゴミと剪定枝を取り扱う「リサイクル施設」を見学させていただいて、植物の発酵を研究テーマとしているメンバーが「発酵はすばらしい技術だ!」と感動しておりました。

この見学会を通してごみのリサイクルは無限の可能性を秘めている!!と実感できました。

 ここで生成された「メタンガス」は、売却または施設の発電に用いられ、剪定枝は「コンポスト肥料」として売却されます。

 見学にご協力して頂きました富山グリーンフードリサイクル株式会社の皆様、ありがとうございました。

(M1 上田孝司)