2004.12.911  ミニ実務訓練

 

 流出解析モデルを用いた 長岡市 の合流式下水道改善対策の検討 をしていくために今までは、MOUSE(流出解析モデル)による実測値と計算値の比較しか行っておりませんでした。もちろん汚濁負荷量についても比較を行っていきたいと考えてはおりましたが、マニュアルを読んでもチンプンカンプンでなかなか進まない状況でした。そんな中、西新宿にあります鞄水コンの東京下水道事業部技術第二部設計第二課 服部貴彦様にMOUSEの修行をしたいとお願いをしたところ、なんと快く引き受けていただきました。

 短期間での汚濁負荷量解析の修行はかなり過酷なものでした。しかも私のパソコンにトラブルが発生したため、メモをとりまくりながらの勉強になってしまい裏紙を何十枚も使ってしまいました。解析をしていくためのデータ入力はさほど難しくはありませんでしたが、その入力した数値が解析結果にどのように影響するか考えながら数値を入力しなくてはいけないため解析よりは値の選定に時間を費やしました。適当に数値を選定してもいいのですが解析するのに時間をかなり要するため適当だと時間だけがなくなりいつまで経ってもきちんと解析を行えないということも学んで来ました。

今回のミニ実務訓練は鞄水コンの方々に多大な迷惑をかけてしまいました。この場を借りて感謝をしたいです。お忙しい中、一から汚濁負荷量解析について教えていただきまして本当に有難うございました。この経験を活かし必ず研究でいい成果を挙げます!!

 写真1 修行中(19時をまわっています…)

(M1  大羽澤 圭佑)