2005/6/5 身近な水環境の全国一斉調査

 

 「環境の日」と定められている65日(日)に、「身近な水環境の全国一斉調査」が行われました。この調査は、同一日に全国で身近な河川や水辺などの水質を調査し、水環境に対する関心を高めようと「全国水環境マップ実行委員会」を中心に昨年から行われています。今年度は47都道府県全てで実施され、測定地点は4500地点で行われます。

 そこで、私たちの研究室一同は、今年度の「身近な水環境の全国一斉調査」に参加することを決めました。 私たちの研究室が受け持つ調査河川は、 新潟県長岡市 の信濃川(しなのがわ)、柿川(かきがわ)、栖吉川(すよしがわ)、黒川(くろかわ)、渋海川(しぶみがわ)の5本であります。調査方法は、これらの河川にまたがる橋からロープをつなげたバケツをたらし、採水を行い、パックテストにより、COD、pH、窒素、リンの4項目を測定する方法としました。

・パックテストの測定方 法

@採水したサンプルをスポイトを用いて吸い取ります。     Aパックンにこぼさないように採ります。

Bポリチューブの空気を抜いてサンプルを吸い上げます。   Cポリチューブ内に入っている試薬との反応によ る色の変化を確認し 、

                                       その色の濃度を読み取ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

         準備は万全!いざ出陣!!(撮影:修士2年 大羽澤圭佑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        引き上げるにも一苦労…(撮影:修士2年 酒井陽介)

   左から学部4年 櫻井総一郎、学部4年 片山智樹、修士1年 芥川至

 

     慣れた手つきでパックテスト(撮影:修士1年 金山麻里香)

       左から学部4年 草場大作、修士2年 小松隆宏

 

 今回パックテストを使用したことは初めてのことでしたが、パックテストの使用方法はいたって簡単で、すぐに研究室一同パックテストマスターになってしまいました!! 結果はこのようになりました。(結果

この調査をきっかけに水環境に対する関心がさらに深まり、研究活動への意気込みが増したように感じられます。

 

長岡市 の河川調査を行うにあたって、「NPO法人新潟水辺の会」加藤 功様にはお世話していただき、研究室一同感謝の気持ちです。是非、来年度も参加させていただきたいと思います。

記者:修士1年 福間貴宏