2005/7/26 下水道展'05東京
7月26日、教員3名、学生9名(大学院修士2年:3名、大学院修士1年:4名、学部4年:2名)が東京ビッグサイトで開かれた下水道展‘05東京を見学してきました。
下水道展は、下水道に携わる企業が日ごろの研究成果や企業の技術を結集した新商品、新技術などを展示・紹介するものです。
下水道展ということで、わざわざ長岡から行くほどの価値があるのか?と疑問に思っていましたが、実際行ってみると、展示場の総面積は約3万4千uと実に東京ドームのグラウンド約2.6倍ものスケールで開催されていた。
4日間に渡る来場者数も10万3千人を数えており、下水道展という環境の1分野における展示であるのに、これほどの人が集まったことにも驚いた。
私たちの研究室で行っている研究と関連のある技術として、膜や担体を用いた下水の高度処理や、消化ガス中のメタンの高純度化・貯蔵、合流改善技術、溶融スラグなどがありました。それら多くの最新の技術を自分の目で見ることができ、たいへん貴重な経験になりました。
また、水処理や下水道とは関連性がないと今まで思っていた企業のブースもあり、一概に下水道展と言っても、設計・測量、建設、管路資器材、下水処理、維持管理、計測等機器類など多くの分野があるのだと新たな発見がたくさんありました。
今後、この経験を研究に活かしていこうと思います。
最新の下水道技術について説明を受ける学生たち (撮影者:修士1年 井上義康)
研究室の卒業生である櫛田浩司さん:三機工業株式会社(左)に下水汚泥脱水機について説明を受ける芥川至(中)と志村俊輔(右) (撮影者:修士1年 井上義康)
(記者:学部4年 阿部隼人)