2006/7/12 長岡浄化センター水質測定研修

 

712日に日頃からサンプルをいただいたり、実験装置を置かせていただいたりと本研究室に協力してくださっている長岡浄化センターにて水質測定実験の研修を行いました。教員2人(小松俊哉助教授、姫野 修司助手)を含む修士1年生3人(片山 智樹、狩野 美代、高和 真吾)および学部4年生5人(伊藤 梓、江口 淳、酒巻尭史、堀 正樹、村田 洸)が参加させていただきました。

水質測定実験を見学させていただいた項目は、一般水質項目として浮遊物質(SS)、CODBOD、大腸菌群数、全窒素、アンモニア性窒素、硝酸性窒素、亜硝酸性窒素、リン、さらに、n-ヘキサン抽出物、陰イオン界面活性物質(MBAS)、フェノール類、重金属の測定実験も見学させていただきました。

今後、研究に取り組む研究者の卵たちの真剣なまなざし

左から学部4年伊藤梓、堀正樹、修士1年片山智樹

(撮影者:学部4年 江口淳)

 当日は財団法人新潟県下水道公社長岡浄化センターの松本様に実演と丁寧な説明をしていただきました。普段、本研究室でも測定する一般水質項目では私たちの手順と比較する事ができ、とても参考になることが多かったです。

長岡浄化センターの松本様と記念撮影。浄化センターの皆様ありがとうございます。

(撮影者:江口 淳)

  貴重な実験データが得られても測定実験の精度が低ければ、信頼性に欠けてしまうことになります。そのため1人1人が測定実験のスキルを上げるということは社会に通用する研究として認められるためにとても重要なことです。その点、松本様はすばやくなおかつ正確な測定実験を行っておられ、感心させられるばかりでした。

本研究室でも、皆様が行っているような精度の高い測定実験が各自行えるようなプロフェッショナルな集団になれるように努力していく必要を強く感じました。

 最後になりましたがこの場をお借りして見学を快く引き受けていただいた長岡浄化センターの皆様に一同より深く御礼を申し上げます。

(記者:学部4年 江口 淳)