7/31-8/2 ZMPC 2006 (International Symposium on Zeolites and Microporous Crystals)
とうとう私たちも国際的な舞台へと登場することになりました。私たちの研究室からは姫野修司助手を筆頭に、
修士2年の芥川至と志村俊輔が国際学会でポスター発表をすることになりました。ZMPCと呼ばれるこの学会は、
ゼオライトやメソポーラスシリカなどの微細孔材料の研究者が日々の研究成果を発表し、意見交換する場であり、
今回のZMPC2006ではなんと約200カ国の国々から400名を超える人々が一同に会しました。
世界レベルの研究の質の高さと本当に熱心な研究者の方々(僕の片言の英語にもしっかりと聞き入ってくれました)
に接することで、言葉では表現できないほどの感心と感動を体感致しました。
ポスター発表
芥川至:Synthesis and CO2/CH4 Gas Permeation Characteristics of DD3R Zeolite Membrane
(DD3Rゼオライト膜の合成およびCO2/CH4ガスの透過特性)
志村俊輔:Methane and Carbon Dioxide Adsorption on the All-Silica DD3R Zeolite
(DD3Rゼオライト結晶のメタンと二酸化炭素の吸着特性)
同じDD3Rゼオライト膜の研究を行っており、ゼオライト研究の第一人者であるオランダ、デルフト工科大学の
F. kapteijn 教授と2日間議論・アドバイスを頂きました。kapteijn先生からも「とても良い仕事(研究)しているね」
とお褒めの言葉を頂きました。
廃棄研ゼオライト班も国際学会に参戦
(左から姫野修司助手、修士2年芥川至、志村俊輔)
外国の方とも意見交換(僕らのアイドル、デルフト工科大学(オランダ)のF. Kapteijn教授)
(左から姫野修司助手、デルフト工科大学 F. Kapteijn教授、修士2年志村俊輔)
国際学会で同士(早稲田大学修士2年、萩原さん)と仲良くなりました。
(左から早稲田大学修士2年萩原さん、修士2年芥川至、志村俊輔)
外国の研究者の方々は皆さんとてもやさしく丁寧でとても熱心な方ばかりでした。僕たちの片言の英語にも
しっかりと耳を傾けてくれて、時間をかけて理解して頂けました。英会話の重要性を再認識しました。
また、僕たちの研究に多くの方々が興味を持ってくれ、とても関心の高い研究テーマを担当させてもらっているのだな
と強く感じました。自分の研究の重要性を再認識し、これからはもっと気を引き締めて研究生活に打ち込んで
行こうと思いました。ぜひ、この感動を後輩諸君にも味わって欲しいとも思いました。
(記者:修士2年 芥川至)