2007/2/22〜23  修士論文審査会 

 

 2007222日、23日の2日間にかけて、平成18年度の環境系修士2年の修士論文審査会が開かれました。

この審査会は、修士2年にとって、大学院で学んできた知識、経験を大衆の前で発表する集大成の場であります。

大型スクリーンに映しだされる芥川至の知識と経験
(撮影 修士2年 大嶺誠)

 

この場に廃棄物有害物管理工学研究室から8人の修士2年が挑みました。

そして、無事発表を終えた8人から一言をいただきました。

 

芥川至

タイトル 「高いCO2分離性能を発現するゼオライト膜の開発」 

 

「いや〜緊張しました。

なかなか良い発表をしたと思います。自分を自分でほめたいです。」

 

 井上義康

タイトル 「中温および高温消化による下水汚泥と稲わらの混合メタン発酵に関する研究」

 「長かったようで短かった2年間。けっこう頑張っていましたよね?ね?

次のステージでも頑張ります!! 」

 

大嶺誠

タイトル 「下水汚泥焼却灰から作製したリン肥料の肥効性、安全性の実規模での検討」

 研究は大変だったけど仲間(戦友)のおかげでここまで辿り着くことができました。

本当にみんなに感謝!!」

   

金山麻里香

タイトル 「道路排水の土壌カラム通水試験による変異原性生成能の除去能評価」

 人前に出ることが苦手なので、無事に終わって本当に良かったです!

これも研究室で鍛えられたおかげです。」

 

志村俊輔

タイトル 「DD3Rゼオライト膜の分子シミュレーションによる吸着・透過機構の解明とバイオガス分離技術のシステム評価」

 二年間の集大成を発表することができ、達成感でいっぱいです。

私の研究でご協力頂いた方々に「ありがとう」と言いたいです。」

 

 高橋梢

タイトル 「新型採水装置を用いた雨天時道路排水の連続観測と重金属類の流出評価」

 

「雨にも負けずに頑張りました。後は、後輩に託したいと思います。」

 

廣瀬智昭

タイトル 「下水汚泥の熱分解ガス改質における反応条件が燃料ガス回収に与える影響」

「 ここまでの道のりは険しかったけど、その分この日を迎えられた喜びはひとしおです。」

  

 福間貴宏

タイトル 「長岡市の実下水を用いた実機スワールの除去性能の解明」

 

「やれることはやった。後は、後輩にしっかりと 引き継ぎたいと思います。」

 

修士論文審査会を行うにあたり、多くの方々から御指導、御支援を賜りました。

学生生活といっても、修士での学生生活は、今までと違って、受身ではなく自分から考え、行動することの大切さを教わりました。

 

廃棄物有害物管理工学研究室は、社会に出る前の「トレーニングの場」だと言われているように、社会人の方と接する機会が多く、共に研究を進めていくため、浮世離れしない研究を行うことができました。そのため、私たち修士2年は、自信を持って社会に旅立つことができます。

 

これからは、廃棄物有害物管理工学研究室のOBとして、恥じないよう精一杯社会に貢献していきたいと思います。

最後に、これまで公私共に支えてくださった先生や友人、常日頃から私たちの健康を気遣ってくれた家族に心から御礼申し上げます。

 

  

(記者 修士2年 福間貴宏)