2007/2/27(火) 平成18年度 実務訓練報告会

 

2007年2月27日、我が研究室の学部4年、4名(伊藤梓、江口淳、堀正樹、村田洸)は長岡技術科学大学の最大の魅力である、5ヶ月間に及ぶ実務訓練を終えて、再び長岡の土を踏んだ。実務訓練は、大学院に進学する予定の学部4年生が官庁、企業、研究所などで実社会を経験してくる、というものである。

4名は、環境・建設系の全教員、全学生の前で、各自の実務訓練で行った研究や仕事内容、そして感じ取ったことや所感について報告を行った。

 みな実務訓練に行く前より、ひと回りも、ふた回りも成長し、実社会に必要な人材や、社会が求めているタイムリーな情報を得るなど、数々の貴重な経験を積んできた。

 これらの経験を生かして、大学院の修士課程でも自分の研究が社会でどのように役に立つのかを考えながら研究に励もうと、意気込んでいる。

 

教員、学生らの注目を集めながら質疑応答に臨む 学部4年 村田 洸 (右)

 (撮影者:学部4年 酒巻尭史)

 

 

実務訓練生の所感

 

伊藤 梓 

実務訓練先:株式会社日水コン

5ヶ月間の研修は本当にあっという間でした。自分のよさ、自分の欠点がはっきりと見えました。また、自分のライフプランを思い描くようになりました。目標や自分の方向性を持ちながら、一つひとつの事を丁寧にこなしていきたい。梓でなければできない、そんな事を言われるようになります。 

 

 

江口 淳

実務訓練先:積水化学工業株式会社 環境ライフラインカンパニー 京都研究所

 今回の経験によって社会に出るまでに何を習得すべきなのかをはっきりと認識できた。この2年間それを忘れることなく卒業と同時に即戦力となれるように学業、私生活ともに努力していきたい。

 

 

堀 正樹 

実務訓練先: 日本上下水道設計株式会社

  実務訓練では、自分の仕事に対する考えの甘さを実感した。実務訓練先の方々は常に仕事に対して責任感を持ち、何事にも積極的に取り組んでいました。今後、私が社会に出て行く際に貴重な経験となりました。

 

 

村田 洸 

実務訓練先:三菱電機株式会社 先端技術総合研究所 (尼崎)環境システム技術部 

実務訓練では企業の方々から様々な面でご指導いただきました。ご指導いただいた事はこれからの人生で貴重な財産となると考えております。これからの研究生活では実務訓練で学んだことを活かし研究を行いたいと思っております。

 

 

(記者:学部4年 酒巻 尭史)