ラジオアイソトープセンター 本文へジャンプ
ラジオアイソトープセンターの概要

ラジオアイソトープ(放射性同位元素)を用いる施設は、様々な安全のための法律を満足するものでなければいけません。
長岡技術科学大学ラジオアイソトープセンターは放射線障害防止法等の法律が要求する安全性を十分に満たした高水準の使用施設です。
ラジオアイソトープや放射線を使用できる部屋は厳重に施錠された管理区域内の実験室のみで、この実験室は化学用、工学用合わせて5室あります。そのほか測定天秤室、貯蔵配分室、暗室、廃棄物保管室等が設置されています。室内は特別の排気系統により換気されており、排気はラジオアイソトープ捕捉用の特別なフィルターを通してから室外へ出されています。排気中の放射性同位元素濃度は、管理・計算室に設置された中央監視装置にて常時モニターされ、また、各実験室内の空気中放射性同位元素濃度は定期的にサンプリングを行い、計測によって安全である事を確認しております。このようにして、ラジオアイソトープによって汚染された排気が室外に漏れないようになっています。
また、管理区域内の実験排水も他と独立した特別の系統となっており、ラジオアイソトープによる汚染の無いことを確認した後、放流するようになっています。

ラジオアイソトープセンターでは、原子力安全教育のための各種機器を準備しています。
例、
アルファ線観察のための霧箱映像(wmv,125MB)

同アルファ線の紙によるしゃへい映像(wmv,119MB)