製品や設備が安全に使用されるためには、使用者に適切に使用上の情報が伝達されることが必要である。
そのため、IEC/IEEE 82079“製品の使用情報(使用説明)の作成”が制定されている。
しかし、実際にはリスクの大きさに応じた警告表示、安全と危険の狭間であるグレーゾーンに関する適切な記述など、考えるべき事項がある。
今回は、3講師の講演を基に、使用上の情報を一層活かし、安全な製品の使用に結び付けるための議論を行いたい。
【プログラム】
・12:40〜13:00 受 付
司会進行:安全安心社会研究センター センター長 福田 隆文
・13:00〜13:10 開会の挨拶
・13:10〜14:10 講演1
「使用説明の国際規格IEC/IEEE 82079-1:2019と安全」
株式会社島津製作所(システム安全10期生)
畝本 あい子 氏
・14:15〜15:15 講演2
「製品の安全確保のための適切な警告表示とそのためのリスクの見積」
元株式会社日立製作所 池田 隆壽 氏
・15:15〜15:25 休 憩
・15:25〜16:25 講演3
「安全・危険の間のグレーゾーンに着目した警告表示」
電気通信大学 大学院 教授 田中 健次 氏
・170:00 閉 会
・18:00〜20:00 システム安全関係者 情報交換会