機種 :BUNKOUKEIKI BIP-KV100
分光計器のWebページ
設置場所 :分析計測センター217室
担当教員 :田中 久仁彦、小松 啓志
担当技術職員:◯上野 悠一、古野 豪人
測定波長範囲:130~310 nm(9.54~4.0 eV),364~165 nm(3.54~7.5 eV)
真空雰囲気に限らず,窒素・大気雰囲気においても,イオン化エネルギーや仕事関数を簡易的に測定できる
イオン化エネルギー測定装置とは?イオン化エネルギー測定装置で何がわかるか
物質表面に光を照射すると,光のエネルギーがサンプル固有のエネルギーの閾値を超えた時に電子が放出されます.本装置では,単色光を試料に照射し、そこから放出される光電子の収量を電流として測定し、励起単色光の波長を掃引して,光電子の収量の変化からイオン化エネルギー(イオン化ポテンシャル)を算出する,光電子収量分光法(PYS法)を使用します.
イオン化エネルギー測定装置用の試料について
- 試料形状
- 固体(バルク、粉末)
- 試料サイズ
- バルクの場合:3 cm□程度 × 厚さ1 mm
- 試料に関する注意
- 粉末の場合,カーボンテープで固定して測定します.
BUNKOUKEIKI BIP-KV100の利用について
- 利用方法
- 現地利用
半遠隔利用 web会議システムによる現地スタッフとの協働的な利用
- 利用補足
- 機器を直接操作(現地利用)するにはスタッフから講習を受けて操作方法を習得後、スタッフが行う技能認定試験に合格する必要があります。