センターの歩み

分析計測センターは、各種大型分析機器を維持管理し、研究のための機器利用に対し、適切な運営を図ることを目的に、昭和55年4月に設置されました。利用者には、各分析機器の操作法のみならず、測定原理を講習し、利用者自身が個々の装置を重点使用する研究主体の方式をとることを基本方針としています。

1980年

国立学校設置法施行規則の一部改正により、「大型分析計測機器を適切に管理し、研究および教育の用に供するとともに、分析方法および機器の改善・開発を行う」ことを目的として分析計測センターを設置。

1981年

4月 初期建物竣工。
7月 開所式。

1982年

利用開始。学内での共用化が進む。
染野初代センター長の選出した EPMA、XRD、AA、GC-MS の4機器が設置。

1988年

需要の高まりを受け、第1期増築(409㎡)。

1994年

学生定員の増加および新規機器の設置に伴い、第2期増築(550㎡)。
物理化学実験棟増築。

2004年

長岡技術科学大学法人化。センターの担当教員が専任から兼任へ変更。

機器共用化の動きを学内から全国へ

2018年

7月 「分析機器を通した高専-長岡技大協働教育プロジェクト」
10月 「遠隔TVシステムを利用した分析機器協働利用プロジェクト」

2019年

文部科学省 先端研究基盤共用促進事業(研究機器相互利用ネットワーク導入実証プログラム(SHARE))
技学イノベーション機器共用ネットワーク」採択

2020年

第2次補正予算 先端研究設備整備補助事業(研究活動再開等のための研究設備の遠隔化・⾃動化による環境整備)
第3次補正予算 先端研究設備整備補助事業(研究施設・設備・機器のリモート化・スマート化)

リモート・スマート機器の整備により、コロナ禍での研究活動において3密防止を実現

2021年