機種 :Malvern Panalytical Mastersizer 3000
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設置場所 :分析計測センター212室
担当教員 :
担当技術職員:◯江村 望、吉田 拓也
レーザー回折式粒度分布計で何がわかるか
粒度分布計は,分散媒中に存在する粒子について,粒子径やその分布を調べることができる装置です.
本装置は、レーザー光を粒子に照射し、その回折および散乱を検出することで粒子径を測定します.
幅広い粒子径分布を測定できるのが特徴です.
当センターには動的光散乱法に基づく粒度分布計(粒度分布計/ゼータ電位計)もありますが、本装置ではより大きな粒子径(1500μm程度まで)を検出することができます.
ナノメートルオーダー(10μm以下)の粒度分布を測定したい場合は、粒度分布計/ゼータ電位計をご利用ください。
レーザー回析式粒度分布計用の試料について
- 測定可能な試料
- 微粒子、タンパク質など
- 試料形状
- 分散液(分散媒は原則として蒸留水)
- 測定可能粒子径
- 分散ユニット HydroLV 10 nm ~ 1500 μm
分散ユニット HydroSV 10 nm ~ 200 μm
Malvern Panalytical Mastersizer 3000 の利用について
- 利用方法
- 現地利用
半遠隔利用 web会議システムによる現地スタッフとの協働的な利用
- 利用補足
- 機器を直接操作(現地利用)するにはスタッフから講習を受けて操作方法を習得後、スタッフが行う技能認定試験に合格する必要があります。