親水化処理装置 PIB

機種:真空デバイスPIB-20

真空デバイスのWebページ

設置場所:分析計測センター102室

担当教員:

担当技術職員:○江村望、小杉健一朗

親水化処理装置とは? 何ができるのか

・ 多目的プラズマ処理装置として、
  親水化処理や基板表面のクリーニング、
  有機材料のエッチングなどに使用可能

・ 水に分散させた試料をTEMグリッドに滴下
  する際、親水化処理をしておくことで試料
  がグリッドにのりやすくなる

 

使用例

①ガラス

未処理のスライドガラス(左)と、親水化処理済みのスライドガラス(右)に蒸留水を滴下した。
親水化処理後のスライドガラスは水をはじきにくく、すぐに水滴が広がる。

②ポリスチレン

窓付き封筒のフィルムを親水化処理した。未処理のフィルム(左)では滴下した水が広がらなかったのに対し、親水化処理済みのフィルム(右)は水をはじきにくく、すぐに水滴が広がった。


真空デバイス PB-20の利用について

利用方法
現地利用 
利用補足
機器を利用する際にはスタッフの指導を受け、操作方法を習得後に利用下さい。
また、プラズマ照射が困難または不適な材料(熱で変形しやすい、非常に薄く穴が開く)もありますので、事前にご相談下さい。