機種 :MalvernPanalytical ZETASIZER Pro
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設置場所 :分析計測センター212室
担当教員 :
担当技術職員:◯江村 望、吉田 拓也
粒子径/ゼータ電位測定装置で何がわかるか
粒度分布計は,分散媒中に存在する粒子について,粒子径やその分布を調べることができる装置です.動的光散乱法(Dynamic Light Scattering
: DLS)によって,分散媒中に存在するナノメートルオーダーの微粒子を計測することができます.
また,本装置はゼータ電位計としても利用可能です.ゼータ電位を計測することで,微粒子の分散,凝集のしやすさ(安定性)を評価することができます.
ZETASIZER Proの特徴
- ★動的光散乱(DLS)法を使用した粒子径と分子サイズの測定
- 0.3 nmから10 μm程度の粒子径,粒度分布,分子サイズを測定可能.
- ★電気泳動光散乱(ELS)法による粒子と分子のゼータ電位測定
- サンプルの安定性と凝集傾向が確認できる.
- ★非接触後方散乱測定技術(NIBS)を採用
- 高い汎用性と感度で粒子径,分子サイズおよび分子量が測定可能.
粒子径/ゼータ電位測定装置測定用の試料について
- 測定可能な試料
- 微粒子、タンパク質など
- 試料形状
- 液体(分散液)
- 試料サイズ
- 粒子径測定:10 mm × 10 mmセル(キュベット)
- 試料に関する注意
- セル(キュベット)は共用のものではありません。
各研究室で用意していただくか、センターで用意しているものを購入(買取)していただきます
MalvernPanalytical ZETASIZER Proの利用について
- 利用方法
- 現地利用
半遠隔利用 web会議システムによる現地スタッフとの協働的な利用
- 利用補足
- 機器を直接操作(現地利用)するにはスタッフから講習を受けて操作方法を習得後、スタッフが行う技能認定試験に合格する必要があります。