システム安全工学分野のミッション

大学院工学研究科修士課程工学専攻システム安全工学分野では，社会からの安全に係る大学等への要望，すなわち実務能力に加え研究能力を有する人材を養成することの要望に鑑みて，下記のミッション Vision2030 を策定いたしました．

＜Vision2030＞

1. 安全技術とマネジメントスキルを統合して応用するシステム安全の考え方に基づいて，より多様な人材を対象として，
2. 安全の諸課題や新しい技術に対応できる精深な学識，論理的思考力，及び創造力，すなわち研究能力を有し，
3. 安全の諸課題を解決できる卓越した能力，すなわち実務能力を有する人材を養成すること

Vision2030で養成される人材は，研究能力と実務能力を有する安全の専門家として，イノベーションを先導することとなります．ひいては，グローバル社会をリードする国際規格の制定の原動力となって，我が国の更なる発展に貢献することが期待されます．

本ミッションのインパクトとして考えられるもの．

• 持続可能なイノベーションと未知の技術への安全方策
• 欧米へのキャッチアップから世界をリードする日本
• 一般学生受入による相互啓発と多様な人材の養成

本ミッションは，学理と実践の融合と不断のフィードバック，いわゆる「技学」を実行できる人材の養成を開学以来の特徴とする本学において，横断的な理論体系の探求を推進している工学研究科の研究教育組織と一体となって，効率的かつ効果的なガバナンス体制のもとで，「システム安全工学分野」によって遂行されます．